【真実】クレベル・コイケの強さや、差別・偏見に苦しんだ過去…

現在RIZINで活躍している総合格闘家、クレベル・コイケ。

多方面で強いと評されているクレベルですが、

そんなクレベルの強さとは一体何なのでしょうか。

そしてクレベル・コイケの日系ブラジル人としての苦悩や、

14歳で日本に来てからの数々の苦悩について、詳しく調べてみました。

プロフィール

誕生日:1989年10月16日

出身:ブラジルサンパウロ州サンパウロ

在住: 静岡県浜松市

身長:178cm

体重:66kg

経歴:元KSWフェザー級王者

通称:柔術界の鬼神

所属:ボンサイ柔術

(引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/)

クレベル・コイケの強さとは…

2020年の大晦日よりRIZINに参戦し、

圧倒的な強さで勝ち続けているクレベル・コイケ。

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そんなクレベル・コイケ、これまで30戦近く戦ってきて、

27勝のうち23勝が寝技による一本勝ちという、尋常じゃない極めの強さを持っています。

14歳の頃にブラジルから来日し、静岡県浜松市のボンサイ柔術で柔術を始めたクレベル。

全日本柔術選手権や、ヨーロッパ選手権で優勝を果たすなど、

柔術のスキルでいえばMMAファイター随一と言っていいほどでしょう。

そんなクレベルの柔術の強さは誰もが認めるところですが、他にどのような点がクレベルの強さなのでしょうか。

①ポジションが下になるのを全く苦にしない

MMAにおいて多くの選手が下のポジションになるのを嫌います。

上からパウンドを打たれるプレッシャーだったり、マウントポジションを取られる危険性に注意を払わなければいけないためです。

しかしこのクレベル・コイケは柔術のレベルが高すぎるあまり、

逆に上になった相手が攻めてきた時に一気に技を極められる技術があるため、下になることを苦にしません。

②打撃の勝負も厭わない

前述の通りクレベルは柔術による極めの勝利が圧倒的に多く、

寝技のスキルに関しては日本のMMAファイターの中ではおそらくトップですが、

試合中無理やり寝技に引き込むことはせず、打撃での勝負にも平気で付き合う人物です。

寝技が得意な選手は基本的に打撃での勝負はなるべく避け、テイクダウンして相手を寝かせることに体力を使ってしまいますが、

このクレベルは打撃でも普通に勝負ができるので、むやみに相手を寝かせようと余計な時間を使わないのです。

④体力が一向に尽きない

クレベル・コイケの一番恐ろしい点は何と言っても体力でしょう。

寝技主体のファイターが、試合中に寝技を仕掛けてもなかなか極めきれない時の体力の消耗はかなり激しいです。

逆にその寝技主体のファイターに寝技を仕掛けられ、防戦一方になる側のファイターも体力の消耗は激しいのですが、

クレベルの場合はどちらの側になっても試合終盤まで体力を切らさず、疲れた相手に対して一本を決めるというケースが非常に多いのです。

以上がクレベル・コイケの強さのポイントです。

これまでの日本人MMAファイターにはない、強くて狂気的な特徴を持ち合わせています。

「ボペガー!」の意味とは…

クレベル・コイケと言えば、

自分の技が入って試合を終了させられると確信した瞬間にカメラ目線で、

「ボペガー!」と叫ぶ癖がありますよね。

これはポルトガル語で「Vou pegar」と叫んでおり、

「私は絶対に極めます」という意味らしいです。

クレベルが試合中にこの言葉を発した時、

もう試合は決まったと考えてもいいでしょう…

クレベル・コイケは出稼ぎで日本に…日系ブラジル人の苦悩とは

クレベル・コイケはブラジルから14歳の頃に出稼ぎのために日本に来ます。

工場で働いたり、土木作業員をやったり、クラブのセキュリティーなどで生計を立てました。

クラブで働いていた頃などは気性の荒い客と少々ファイトする瞬間もあったそうです…

若い頃はかなりヤンチャだったそうで、あまりのヤンチャさから所属しているボンサイ柔術を追放されかけたこともあるそうですね。

そんなクレベルは日系ブラジルということで数々の偏見や差別を日本で受けてきました。

静岡県浜松市にはクレベルと同じように多くのブラジルからの出稼ぎ労働者がいますが、彼らもやはり偏見と差別に苦しんでいたようです。

クレベルはそんな仲間たちの日本での地位を少しでも上げるために、

そして最終的には、ブラジルにいる家族たちを裕福にするのが夢で、そのために現在格闘技を続けているそうです。

日本で一番大きな団体であるRIZINで活躍すればかなり稼げると思われるので、頑張って欲しいですね。

そんなクレベル・コイケでした。

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