【産後】胸が垂れない方法を伝授!これを知ってハリのある上向き胸に

出産したのはいいけれど、胸が垂れてしまうのは防ぎたい!

愛する人からも「胸が垂れたね」なんて言われたくない!

そんな、胸の悩みを解決する方法があります。

まずは、産後、胸が垂れてしまう原因から胸が垂れないように防ぐ方法までご紹介しています。

この記事に出会った「あなた」はちょっと意識するだけで気になる胸が垂れる心配を防ぐことができますよ。

読んでいってくださいね。

産後、胸が垂れてしまう原因とは?

産後、気が付いたら胸が垂れていたということを聞いたことはありませんか?

胸が垂れるには原因があります。その原因を5つご紹介します。

①皮膚が伸びる

産後は、女性ホルモンがいつもより多く分泌されます。

授乳するために、乳腺が発達して胸が大きくなるため、皮膚が伸びてしまいます。

②授乳

授乳をする時は、赤ちゃんに乳首を引っ張られてしまいます。

授乳する姿勢が悪いと、胸が下に引っ張られたりするので、胸が垂れてしまう原因に。

授乳する姿勢が大切になります。

③姿勢・猫背

産後や子育てをしている間は、猫背になったり、姿勢が悪くなりがちです。

姿勢が悪く猫背になると、背中の筋肉が凝ってしまったり、リンパの流れが滞ります。

リンパの流れが悪くなると代謝が悪くなり、産後の体型にも変化が現れます。

姿勢を意識したり、ストレッチ、筋トレ、マッサージを取り入れることで、胸が垂れることを防ぐことが可能です。

④クーパー靭帯

胸を支えているクーパー靭帯という組織があります。

クーパー靭帯は一度でも傷ついたり、伸びたりすると元通りにすることはできません。

妊娠・産後は胸が大きくなり、重力で下がってしまいがちです。

適切なブラを選んでつけるようにしましょう。

また、授乳によって胸を引っ張られることでクーパー靭帯が傷をつけてしまうため、

授乳にも気を付けましょう。

⑤カップつきのキャミソールやノンワイヤーのブラの着用

産後は、授乳をするために、カップつきのキャミソールを着て過ごしたいですよね。

ただ、ノンワイヤーやカップつきのキャミソールでは、胸を支えることが出来ず、逆に垂れてしまう可能性に繋がります。

面倒でも、今の胸のサイズにあったブラをつけるようにしましょう。

産後の胸が垂れないためにも、正しいブラを選びましょう

授乳するときに、すぐにお乳をあげられるようにカップ付きのキャミを着がちですよね。

ですが、正しいブラを選んで着用することが大切です。

産後に関わらず、きちんとサイズに合ったブラを選ばないと胸は垂れてしまいます。

正しいブラを選ぶときのポイントをご紹介します。

正しいブラの選び方とは?

【おすすめの形】

・胸の形崩れを防ぐためにも胸を包み込むフルカップタイプのブラ

・脇からの肉が流れないしっかりとホールドできる幅広のサイドベルトのブラ

・胸をつり上げるために、なるべく太いストラップがあるブラ

・胸をきちんと支えられるように、ワイヤーが入ったブラ

【サイズや着心地】

・妊娠する前のサイズを参考にして、サイズに悩んだら大きめを選ぶ。

(店員さんに相談してみるとあなたにあったブラを紹介してもらえますよ。)

・ブラをつけた時に、きつくて苦しくないものがベスト

・アンダーバストは今のサイズで

(サイズがわからない場合は、店員さんにサイズを図ってもらって選んでもらうことをおすすめします。)

クーパー靭帯を守る授乳方法

妊娠や授乳は胸にとっては大変な時期です。

妊娠で大きくなったり、卒乳で小さくなったり、胸のサイズが大きく変化するからです。また、授乳することで胸の形を支えている【クーパー靭帯】を傷つけてしまう可能性もあります。

クーパー靱帯は、切れたり、伸びたりすると、元に戻ることはできません。

間違った授乳をすると、クーパー靭帯を傷つけてしまい、胸が垂れてしまいます。

授乳する際には、胸のことを少しでも意識するだけで、クーパー靭帯を傷つけることから守り、胸が垂れることを予防する方法があります。

次は、授乳方法をご紹介します。

【座って授乳する場合】

猫背で胸が下に向いた状態のまま授乳すると、クーパー靱帯が伸びやすくなります。

まずは姿勢を意識してみてください。

・背筋を伸ばし、胸の位置が高くなることを意識して座る

・膝の上にクッションやタオルを置いて、その上に赤ちゃんを乗せて抱っこする

(この時、赤ちゃんの頭と胸の高さが合うように調節することがポイント)

・赤ちゃんの口を胸に引き寄せるようにする

寝ながら授乳する場合】

「添い乳」は、赤ちゃんがママの温もりを感じながら安心して眠れるほか、ママもラクな姿勢で授乳できるのがメリット。

この時も、胸をだらんと伸ばさないことが大切です。

・横向きに寝て、赤ちゃんをなるべくママの身体の近くに寝かせる

・赤ちゃんの口と胸(乳首)の位置がぴったり合うように調整する

・赤ちゃんが鼻で息ができていることを確認して、赤ちゃんの顔と胸を密着させてから授乳する

座って授乳も寝ながらの授乳の場合も、赤ちゃんの頭と胸の位置がズレていると、乳首を引っ張られて授乳することになるため、バストの形崩れにつながってしまう原因になります。

必ず、赤ちゃんと胸の位置を意識してみてください。

引っ張られないように意識をするだけで、乳腺炎の防止にも繋がりますよ。

忘れがちですが、授乳時は、左右交互にしてくださいね。

片方だけ中心に授乳すると胸の大きさが変わってくるので気を付けてください。

寝ながらの授乳が胸に与える影響について

寝ながらの授乳は乳首が引っ張られ、形が崩れてしまう原因になります。

添い乳は、授乳後にげっぷができないこともあり、赤ちゃんの吐き戻しの危険もあるので気を付けてください。

ただし、1歳前後になれば昼間は少しずつですが、ママとの距離が離れてくる時期なので、子供にとって胸は安心できる場所になります。

夜、赤ちゃんがママの胸にぴったりくっついて寝ることで安心して眠ることができます。

年齢に応じて寝ながら授乳することも愛情の1つとして「添い乳」も良いことです。

産後の胸を垂れさせないためには、姿勢も大事

赤ちゃんや子供を抱っこする際は肩が内側に寄ってしまいます。

また、猫背は胸の筋肉の大胸筋が固まってしまい、結果胸が垂れてしまう原因に。

普段もスマホを見ている時の姿勢は猫背になりやすいので気を付けてくださいね。

・授乳する際やオムツを替える時は姿勢を意識

猫背に気を付けて背筋を伸ばして座ることで、胸が垂れることを防止できます。

授乳のときは、授乳枕にタオルを挟むなどして、赤ちゃんをおっぱいの高さに合わせ、姿勢をキープ(ミルクをあげる場合も同様)。赤ちゃんの口元に乳首があれば、おっぱいを下に引っ張られることもなく美おっぱいをキープできるうえ、乳管がまっすぐになるので乳腺炎の防止にも。

.散歩する時は大股で歩いてお尻の筋肉を意識

赤ちゃんをベビーカーに乗せたり、子供と散歩する時は、背筋を伸ばして、肩が常に耳の下に来るような姿勢で歩くようにしてみてください。

できるだけ大股開きで歩いて、お尻の筋肉を使うことで、運動不足の解消にもなりますよ。

ストレッチ

育児中は子供を抱っこする機会が多いため、背中の肩甲骨、二の腕が疲れやすく、その疲れが胸にも影響を及ぼします。

胸をストレッチする方法を2つご紹介しますね。

【赤ちゃんも一緒に楽しめるストレッチ】

・足は肩幅くらいの広さで立つ

・つま先は外側に向ける

・子供のお尻をしっかりもって落とさないように気を付けて自分に引き寄せるイメージで抱っこする

・その状態をキープして左右にゆっくりゆらゆらと揺らす

赤ちゃんを笑顔で見つめながらストレッチすると筋肉がほぐれるだけでなく、赤ちゃんも一緒に笑顔になり楽しめますよ。

【すきま時間で上向きの胸を作るストレッチ】

このストレッチは柔軟性を高めるためのストレッチです。

首の後ろから背中の肩甲骨まである僧帽筋が凝り固まると胸が垂れてしまい、肩や首のコリにも繋がってしまう原因にも。

ちょっとしたすきま時間に試してみてください。

・腕を伸ばしたまま、後ろの背中側で手を組む

→その際には、両手の手のひらをくっつけるようにしっかりと指を絡ませること

・腕を伸ばした状態をキープし、肩を後ろ向きに回します。

→腕は肩甲骨を寄せるイメージでキープ。8回から10回ほど回す

→僧帽筋の下側をほぐしてあげるイメージを意識して

・その後は腕を床側に引っ張りながら、顔を45度ほど上を向き胸は天井に向けるイメージで伸ばします。

→その状態をキープして3回ゆっくり深呼吸

→これは首のしわをケアするストレッチにも応用できます。

マッサージ

このマッサージは産後の胸を垂れないようにするマッサージだけではなく、女性なら誰でもこのマッサージをすることで、バストアップにも!

筆者はこのマッサージでBカップからDカップになりました。

イメージは胸から身体に流れた脂肪を胸に戻すように意識してみてください。

【お風呂でカンタン!マッサージ】

・リンパ液が通るわきの下をまずは親指でプッシュして、その後、わきの下を親指でほぐす

・腕を上にあげて、二の腕の内側の脂肪から胸まで上から下まで流すように撫でながら脂肪を胸に集める(この時、二の腕の脂肪を胸に行くイメージを持つことが大事)

・腕を胸側に寄せた後、反対側の手のひらで背中の脂肪を胸に引き寄せるイメージで脂肪を胸に引き寄せるように

2種類のマッサージのあとは、両手の手のひらを使って円をかくようにマッサージ

・最後はもう一度わきの下に親指を入れてプッシュして完成

もっと頑張りたい人はお腹から胸に引き上げるようにマッサージするのもおすすめです。

産後以外でも、合ったブラジャーをつけていなかったり、普段からノーブラ生活を送っていると胸の脂肪は二の腕、背中、お腹に流れていきます。

お風呂場で石鹸やボディソープをつけた状態でできるので、取り入れてみてください。

筋トレ

胸を垂れさせない方法には、胸の筋肉を鍛えることが重要。

大胸筋を鍛えると上向きの胸に!ただし、やりすぎには気を付けてくださいね。

【立ったままできるカンタン胸の筋トレ】

・壁から少し離れた位置に立つ

・壁に手をかける

壁じゃなくても、洗面台やキッチンでもOK!ただし、指は曲げずに手のひらを伸ばした状態で身体を支えることを意識して

・立った状態の腕立て伏せをします

息を吸って壁に近づけて、息を吐くと同時に腕を伸ばす

まずは、5回を2セットから始めて、慣れたら10回を2セットまでトライしてみて!

ハリのための胸のスキンケア

お顔のケアだけでなく、胸のスキンケアも一緒に行うことで、産後の胸がハリのある胸に。

お風呂上りのスキンケアは、赤ちゃんをお風呂に入れて、そのあとは着替えさせてバタバタして時間がないですよね。

赤ちゃんが眠っている時間に試してみてください。

【胸のスキンケアの方法】

・胸のための乳液を手に取り、胸の外側から内側へやさしく円を書くようになじませて。

・残った乳液は首まで伸ばすと首のしわ対策にも。

きるだけ毎日ケアするとハリと弾力が変わってきますよ。

産後の胸対策はできることから始めてみませんか?

今回は、産後に胸が垂れないようにする方法についてご紹介しました。

産後は、ホルモンの影響や授乳などで大きくなったり、しぼんだり、垂れたりします。

卒乳後は、授乳の役目が終わるため胸のサイズがまた変わります。

そのため、ブラの選び方からまずは始めてみてください。

授乳時から気を付けるべき点やストレッチ、マッサージ、筋トレ、スキンケアで少しでも垂れにくいようにできる方法をご紹介しました。

ただ、子育てのママは日々時間に追われて余裕がなく、疲れちゃいますよね。

それでも、キレイな胸を少しでも維持したい気持ち、同じ女性としてとてもわかりますよ。

決して無理をせずに、できることから少しずつやってみてください。

お肌と同様に胸も意識するだけで、きちんと応えてくれますから。

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